【フリーナンスの評判】5年使った実利用者が正直にメリット・デメリットをレビュー

お金・税金・社会保険(手取り設計)
「フリーランスになったけど、もし事故やケガで働けなくなったら…」

会社員と違って、フリーランスは”もしも”のときに自分を守る仕組みを、自分で用意しないといけません。その不安から登録したのが、フリーナンス(FREENANCE)でした。

僕は独立1年目(2020年)に登録し、5年間使ってきました。この記事では、実際の利用者として感じた正直なメリット・デメリットと、「どんな人に向くか」をレビューします。

結論
フリーナンスは、無料登録するだけで賠償補償(あんしん補償)が付くのが最大の価値です。

即日払いや口座機能を使わなくても、「独立初期の不安をコストゼロで和らげる”お守り”」として十分に役立ちます。フリーランスになりたての人、将来の備えが気になる人は、まず無料登録だけでもおすすめできます。

フリーナンス(FREENANCE)とは?|4つの主なサービス

フリーナンス(FREENANCE)は、フリーランス・個人事業主の「お金」と「信用」の不安を解決するために生まれたサービスです。主なサービスは次の4つです。

  1. あんしん補償:業務上の事故・情報漏えい・納品物の欠陥などを最高5,000万円まで補償(無料プランでも付帯
  2. あんしん補償プラス:ケガ・病気で働けなくなったときの所得補償(有料オプション)
  3. 即日払い:請求書を買い取って最短即日で入金(ファクタリング、手数料3〜10%)
  4. フリーナンス口座:収納代行用の口座。使うほど与信スコアが上がり即日払いの手数料が下がる

ポイントは、あんしん補償が無料プランでも付くこと。ここが、このあと書く「使ってよかった点」の核になります。

【実体験】5年使ってわかった、フリーナンスの本当の価値

正直にお話しすると、僕は即日払いもフリーナンス口座も、一度も使いませんでした。便利な機能ですが、自分の場合は資金繰りに困る場面がなく、出番がなかったんです。

では何のために5年も使っていたのか。
答えは「あんしん補償」という”お守り”でした。

独立1年目、僕が一番不安だったのは「フリーランスは、何かあっても誰も守ってくれない」ということです。会社員なら会社が背負ってくれた賠償リスクや、働けなくなったときの保障が、独立した瞬間にすべて自分ごとになります。

その不安に対して、無料で賠償補償が付くフリーナンスは、コストゼロで持てる安心でした。さらに一時期は、ケガや病気で働けなくなるリスクに備えて、有料の「あんしん補償プラス(所得補償)」にも加入していました。

幸い、5年間で補償を実際に使う場面はありませんでした。でも「もし何かあっても大丈夫」という安心が、独立初期の不安定な時期を支えてくれたのは事実です。
保険は“使わずに済む”のが一番なので、これで十分だったと思っています。

フリーナンスのメリット

① 無料で賠償補償(あんしん補償)が付く

最大のメリットは、無料プランでも最高5,000万円までの賠償補償が付くことです。情報漏えいや納品物の欠陥など、フリーランスエンジニア特有のリスクをカバーしてくれます。

賠償保険に入っていることは、発注するクライアント側から見ても安心材料になります。コストゼロで持てる備えとして、登録しない理由がないレベルです。

実際の補償内容はこちらです(フリーナンスのマイページより)。業務上の事故だけでなく、情報漏えいや著作権侵害、納期遅延までカバーされているのがわかります。

フリーナンス あんしん補償の補償内容

出典:FREENANCE(フリーナンス)

② いざという時の資金繰りの選択肢になる(即日払い)

即日払いは、請求書を買い取って最短即日で入金してくれる仕組みです。借入ではないので信用情報への登録はなく、取引先に知られることもありません。

僕自身は使いませんでしたが、フリーランスは支払いサイトが30〜60日と長いことも多く、「急にお金が必要になったときの選択肢がある」こと自体が安心につながります。

③ 働けなくなるリスクに備えられる(あんしん補償プラス)

有料オプションのあんしん補償プラスは、ケガや病気で働けなくなったときに所得を補償してくれる保険です。

仕事中だけでなく、日常生活・旅行中のケガも対象。フリーランスには会社員のような傷病手当金がないので、「働けない=収入ゼロ」のリスクに備えたい人には現実的な選択肢です。

掛金は「受け取りたい補償額」に応じて自分で決められます。試しに僕がシミュレーションしたときの結果がこちらです。

フリーナンス あんしん補償プラス 掛金シミュレーション結果

別途、団体加入のために年額3,000円(非課税)がかかります。
受け取りたい金額を上げるほど掛金も上がるので、「自分にいくら必要か」を考えて決めるのが、払いすぎを防ぐコツです。

フリーナンスのデメリット・注意点

正直に、気になった点も書きます。

① 登録・利用に審査がある

会員登録にも即日払いにも審査があります(登録審査は最短1時間ほど)。すぐ使えるわけではないので、必要になってから慌てないよう、無料登録だけ先に済ませておくのがおすすめです。

② 即日払いの手数料(3〜10%)

即日払いの手数料は3〜10%。使うほど与信スコアが上がって下がりますが、3%まで下げるにはある程度の利用実績が要ります。資金繰りの最終手段、くらいの位置づけがよいでしょう。

③ あんしん補償プラスは精神疾患が対象外・1年更新

所得補償保険の一般的な特徴として、保険期間は1年(自動更新)で、うつ病などの精神疾患は対象外です。精神疾患もカバーしたいなら、別途、就業不能保険の検討が必要です。

④ 即日払い・口座を使わない人も多い(自分もそうでした)

正直、僕のように即日払いも口座も使わない人は少なくないはずです。でも無料のあんしん補償目的だけでも、登録する価値は十分あります。「フル活用しないともったいない」サービスではありません。

フリーナンスはこんな人におすすめ

5年使った実感として、向いているのは次のような人です。

  • フリーランスになりたての人:独立初期の不安を、コストゼロの賠償補償で和らげられる
  • 何かしらの保険に関心がある人:無料の賠償補償+有料の所得補償を1か所で持てる
  • 将来の不安を感じている人:働けなくなるリスクへの備えを用意できる

逆に、すでに十分な賠償・就業不能保険に入っている人は、無理に使う必要はありません。それでも無料の補償は”持っておいて損がない”ので、登録だけしておくのは十分アリです。

フリーランス向けの保険全体を見比べたい方は、こちらも参考にしてください。

【FP3級が解説】フリーランスに必要な保険は最小限でいい|”増やさず絞る”考え方

登録方法|まずは無料会員登録だけでOK

フリーナンスは無料の会員登録だけで、あんしん補償(賠償補償)が付帯します。即日払いやあんしん補償プラスは、必要になったときに追加で申し込めばOKです。

審査に少し時間がかかるので、「いざ」というときに慌てないためにも、不安を感じている今のうちに無料登録だけ済ませておくのがおすすめです。

まとめ|独立初期の不安は「無料のお守り」で軽くできる

フリーナンスは、即日払いや口座を使わなくても、無料登録で付く賠償補償だけで十分に価値があるサービスでした。

  • 無料で最高5,000万円の賠償補償=コストゼロのお守り
  • 働けないリスクには有料の所得補償(あんしん補償プラス)で備えられる
  • 即日払い・口座は「使えば便利」だが、使わなくてもOK
  • フリーランスなりたて/将来不安がある人は、まず無料登録だけでも

フリーランスは、自分の身は自分で守るしかありません。その第一歩として、コストゼロで持てる安心から始めてみてはいかがでしょうか。