【FP3級が解説】フリーランスに必要な保険は最小限でいい|”増やさず絞る”考え方

お金・税金・社会保険(手取り設計)
「フリーランスになったけど、保険って何に入ればいいの?」

会社員のときは会社任せだった保険を、フリーランスは全部自分で決めないといけません。不安なまま、すすめられるままに保険を増やしてしまう人も少なくありません。

でも、保険は増やすほど安心、ではありません。僕はFP3級を取って自分の保険を見直した結果、必要なのは最小限だと気づきました。

この記事では「保険を売り込む」のではなく、フリーランスが本当に必要な保障を”絞る”視点で、優先順位の付け方を解説します。

結論
フリーランスがまず押さえるべきは、①働けなくなるリスク と ②賠償リスク の2つです。③医療や④死亡保障は人によります。

そして賠償リスクは、フリーナンスの無料の「あんしん補償」でコストゼロから備えられます。保険を増やす前に、公的保険・貯蓄・無料の補償で足りる部分を引き算しましょう。

なぜフリーランスは保険を”自分で”考える必要があるのか

会社員のときは、健康保険(傷病手当金つき)や厚生年金、各種手当を会社が用意してくれていました。フリーランスになると、これらが一気に手薄になります。

フリーランスで手薄になる主な保障

  • 傷病手当金がない(働けない間の収入がゼロに)
  • 厚生年金 → 国民年金のみ(将来の年金が少ない)
  • 退職金・企業の死亡保障がない

特に痛いのが傷病手当金がないこと。病気やケガで働けなくなると、収入がそのまま途絶えます。だからこそ、フリーランスの保険は「働けないリスク」を軸に考えるのが基本です。

ただし、不安だからと保険を盛りすぎると、保険料で家計を圧迫します。大事なのは「足りない分だけ、最小限を買う」ことです。

【優先順位】フリーランスに必要な保障はこの順番で考える

保険は”全部入る”ものではなく、優先順位を付けて必要な分だけ選びます。フリーランスの優先順位はこうです。

① 最優先:働けなくなるリスク(就業不能・所得補償)

傷病手当金がないフリーランスが最も備えるべきは「働けない=収入ゼロ」のリスクです。就業不能保険や所得補償保険で、働けない間の生活費を確保します。フリーナンスの「あんしん補償プラス」も、この所得補償の選択肢のひとつです。

② 最優先:賠償リスク(まずは無料の補償で)

情報漏えい、納品物の不具合、データ紛失——エンジニアやクリエイターには業務上の賠償リスクがあります。ここはフリーナンスの無料の「あんしん補償」で、コストゼロから備えられます。個人賠償責任保険は火災保険やクレジットカードに付帯していることも多いので、まず手持ちの契約を確認しましょう。

賠償リスクへの備え方は、実際に5年使ったレビューで詳しく書いています。

【フリーナンスの評判】5年使った実利用者が正直にメリット・デメリットをレビュー

③ 人による:医療保険

公的医療保険(国保)でも3割負担で済み、高額療養費制度もあります。貯蓄である程度カバーできるなら、医療保険は必須ではありません。持病がある・貯蓄が薄い人は検討、という位置づけで十分です。

④ 家族がいれば:死亡保障(掛け捨て定期)

配偶者や子どもがいるなら、自分に何かあったときの生活保障として死亡保障を。コスパ重視なら、貯蓄性のない掛け捨ての定期保険が基本です。独身で遺す家族がいないなら、基本は不要です。

⑤ 保険ではないが:iDeCo/NISA(老後の備え)

国民年金だけでは将来が心細いので、老後資金はiDeCoやNISAで。iDeCoは掛金が全額所得控除になり、節税しながら積み立てられます。

控除の全体像は以下の記事で解説しています。

フリーランスの節税対策まとめ|6年実践して効果が大きかった順に解説

多くの単身フリーランスは、①②(働けない・賠償)を押さえれば十分なことが多いです。③④は家族構成と貯蓄次第。
「保険で備える」より「貯蓄と控除で備える」方が効率的な場面も多いので、増やしすぎないのがコツです。

【実体験】FP3級を取って自分で見直したら、保険は最小限になった

僕自身、独立後に「保険、これでいいのか?」と不安になり、FP3級を取って体系的に学びました。その結果たどり着いたのは、「保険を増やすより、減らして整える」でした。

具体的には、賠償リスクはフリーナンスの無料補償をベースにし、一時期は働けないリスクに備えて所得補償(あんしん補償プラス)も持っていました。医療保険は公的保険+貯蓄で代替し、保険料はかなり絞れました。

そして保険相談サービスは使いませんでした。自分で判断できるようにした方が、長い目で見て納得感があるからです。

保険を”増やしすぎない”ための3つの判断軸

  1. 保険料は収入の数%まで(目安:手取りの5〜10%以内)
  2. 公的保険・貯蓄で足りる分は買わない(高額療養費・国保で足りることも)
  3. 貯蓄性より掛け捨て(”保険で貯蓄”は非効率になりがち)

この3つで判断すれば、「不安だから」とむやみに増やすのを防げます。

保険相談サービスについての本音

無料の保険相談サービスは手軽ですが、正直なところ、提案される商品が相談側の都合に寄ることもあるため、僕はあまりおすすめしていません。「無料」の裏側には販売手数料があることは、知っておいて損はありません。

いちばん安心なのは、自分自身がFP3級レベルの知識を持って判断できるようになることです。難しくなく、1か月ほどで取れます。

【FP3級】エンジニアこそ取るべき理由|1ヶ月の勉強法と実生活で役立った3つの知識

まとめ|保険は「絞って整える」が正解

フリーランスの保険は、増やすほど安心ではありません。優先順位を付けて、必要な分だけ最小限に。

  • まず①働けないリスク と ②賠償リスク を押さえる
  • 賠償はフリーナンスの無料補償からコストゼロで始められる
  • 医療・死亡は人による。公的保険・貯蓄・控除で代替できる部分は買わない
  • 判断に迷ったら、保険相談よりFP3級で自分の判断軸を持つ

まずはコストゼロで持てる賠償補償から。実際に5年使った感想はこちらにまとめています。

【フリーナンスの評判】5年使った実利用者が正直にメリット・デメリットをレビュー