【6年つけなかった僕の結論】フリーランスに税理士は必要?費用と判断基準

お金・税金・社会保険(手取り設計)
「フリーランスって、税理士に頼んだ方がいいの?それとも自分でできる?」

確定申告の季節が近づくと、一度は考える悩みだと思います。

結論から言うと、多くのフリーランス(個人事業主)は、会計ソフトを使えば税理士なしで自分でできます。僕自身、フリーランスエンジニアとして6年間、税理士をつけずに自分で確定申告をしてきました。
ただし、「税理士に頼んだ方がいい人」もはっきりいます。この記事では、税理士が必要な人・不要な人の判断基準と、依頼する場合の費用相場を、実体験をもとに正直に解説します。

結論
  • 売上1,000万円以下/取引がシンプル/会計ソフトを使う気がある → 自分でOK(税理士は不要)
  • 売上1,000万円超/法人化を検討/記帳が回らない/不安が大きい → 税理士を検討
  • 迷ったら、まず会計ソフトで自分でやってみて、手に負えなくなったら頼む、で十分間に合います。

フリーランスに税理士が必要な人・不要な人

税理士が必要かどうかは、売上規模と「自分でどこまでやる気があるか」でほぼ決まります。

税理士が不要な人(自分でできる)

  • 年間売上が1,000万円以下(消費税の課税事業者でない)
  • 取引がシンプル(業務委託の報酬が中心で、仕入れや在庫がない)
  • 会計ソフトを使う意欲がある
  • 費用を抑えたい

フリーランスエンジニアの多くはここに当てはまります。取引の種類が少なく、会計ソフトのカード連携を使えば、簿記の知識がなくても十分に自分で対応できます。

税理士を検討すべき人

  • 年間売上が1,000万円を超えた(消費税の申告が必要になる)
  • 法人化(法人成り)を検討している
  • 不動産・株式など複数の収入源がある
  • 記帳や経理に時間を取られて、本業に支障が出ている
  • 初年度だけでもプロにやり方を教わりたい

特に売上1,000万円超・法人化は、税務が一気に複雑になるラインです。ここを超えたら、税理士の費用を払っても十分に元が取れることが多いです。

【実体験】僕が6年間、税理士をつけなかった理由

僕はフリーランスエンジニアとして6年間、ずっと税理士なしで確定申告をしてきました。

正直に言うと、一度だけ税理士への依頼を検討したことがあります。確定申告が不安だった時期に、「プロに任せた方が安心かな」と思いました。

でも結局、自分でやることにしました。理由はシンプルで、個人事業主で、自分1人の取引だったからです。業務委託の報酬が入って、経費を計上するだけ。仕入れも在庫も従業員もいないので、会計ソフトを使えば自分で十分回せました。

実際、マネーフォワードのカード連携を設定してからは、月の経理が30分、確定申告も1〜2時間で終わるようになりました。FP3級を取って、お金の知識を最低限つけたのも大きかったです。

ただ、これが法人化していたら話は別だったと思います。法人になると消費税や法人税、複雑な仕訳が出てきます。そうなっていたら、迷わず税理士を頼んでいたはずです。要は「自分の事業がどれくらい複雑か」で判断するのが正解です。

会計ソフトで自分でやる場合の進め方は、こちらで解説しています。

【初めてでも迷わない】フリーランスの確定申告ガイド|開業届から申告完了まで全手順

税理士に依頼する費用の相場

税理士に頼む場合、気になるのが費用です。
フリーランス(個人事業主)の相場はこのくらいです。

依頼内容 費用の目安(年間)
確定申告の代行(小規模) 約5〜10万円
└ 売上500万円以下 約8万円
└ 売上500〜1,000万円 約15万円
└ 売上1,000万円超 15万円〜
顧問契約(記帳・相談つき) 月3,300円〜/通常 月11,000円〜
「自分でやる時間を本業に充てた方が稼げる」なら、税理士費用は十分にペイできます。時間単価の高いエンジニアほど、この考え方は当てはまるでしょう。

税理士に依頼するメリット・デメリット

メリット

  • 経理・申告の時間がまるごと浮く(本業に集中できる)
  • 申告ミスや計上漏れのリスクが減る
  • 節税のアドバイスがもらえる
  • 税務調査が来ても対応してもらえる安心感

デメリット

  • 費用がかかる(年5万円〜)
  • 丸投げすると、自分のお金の流れが分からなくなりがち
  • 相性の悪い税理士に当たることもある

「自分が分からなくなる」を避けるなら、初年度だけ依頼してやり方を覚え、2年目以降は自分でやるという使い方もおすすめです。

税理士の探し方|迷ったら無料の紹介サービスで複数比較

いざ税理士を探すとなると、「どこに頼めばいいか分からない」「相性や費用を比較したい」という壁にぶつかります。知り合いのツテで1人だけ紹介されても、それが自分に合うかは分かりません。

効率的なのは、無料の税理士紹介サービスで複数の税理士を比較する方法です。希望条件(フリーランスの確定申告、費用感など)を伝えれば、条件に合う税理士を無料で紹介してもらえます。複数を比較できるので、相性や料金で選べます。

まとめ|まずは自分でやってみて、手に負えなくなったら頼む

フリーランスに税理士が必要かどうかは、事業の複雑さ次第です。

  • 多くのフリーランス(個人事業主)は、会計ソフトで自分でできる
  • 売上1,000万円超・法人化・記帳が回らない人は、税理士を検討
  • 迷ったら「まず自分でやってみて、手に負えなくなったら頼む」でOK

自分でやるなら、まずは会計ソフトを用意するところから。3社を実際に使い比べた選び方はこちらです。

フリーランスエンジニアの会計ソフト比較|freee・マネーフォワード・弥生を使ってわかった違い

税理士に頼むか迷っているなら、無料で複数比較できる紹介サービスから始めると失敗が少ないです。