- フリーランスにオススメな保険とは?
- フリーナンス(FREENANCE)ってどんな保険?
- あんしん補償プラス(所得保障保険)はどうなの?
この記事で解説していきます。
本記事の内容
- フリーナンスのサービス
- 実際に登録して感じたフリーナンスのメリット・デメリット
僕は2020年からフリーランスエンジニアとして活動し、その年からフリーナンスに登録をしています。
あんしん補償(損害補償保険)はフリープラン(無料プラン)から登録ができ、あんしん補償プラス(所得保障保険)も比較的安い保険料で加入ができます。
フリーナンスのサービス
フリーナンスとは
FREENANCE(フリーナンス)は、フリーランス・個人事業主が抱えやすいお⾦の問題と信⽤の問題を解決するために⽣まれたサービスです。
フリーナンスを活⽤してできることは主に4つあります。
個⼈事業主の活動において曖昧になりがちなお⾦のやり取りと社会的信⽤をサポートします。
フリーナンスの即日払い
即日払いとは、フリーナンスが請求書を買い取って、その代金を最短即日であなたの銀行口座に振り込む仕組みです。
即日払いの手数料は3%〜10%がかかり、利用するほど信用スコアが上がり手数料が低くなります。
即日払いの仕組み
フリーナンスの即日払いは、2社間ファクタリングという仕組みを採用しています。
取引先に請求書の売却が知られることはありません。
また、借入ではないため信用情報機関への照会や登録はなく、担保や保証人も不要です。
即日払い利用者の声
どんな時に即日払いを利用するケースがあるのか、利用者の声をご紹介します。
打ち合わせや場所代などで急な出費があった場合やクライアントからの入金前に支払いが必要となる場合など、急遽お金が必要となった時に即日払いが利用されているようです。
会社員時代には、月末締め翌月25日支払いで給料が振り込まれることが多かったと思いますが、フリーランスの場合は様々な期間の支払いサイトがあり、会社員時代より報酬の受け取りが遅くなることもあります。
フリーナンスのあんしん補償
フリーナンスのあんしん補償は、仕事中の事故や納品物の欠陥を原因とする事故、情報漏えいや著作権侵害、偶然の事故による納期遅延などを原因とするフリーランス特有の事故を最高5,000万円まで補償します。
出典:FREENANCE(フリーナンス)のあんしん補償
あんしん補償」利用者の声
事故が起きないことが最良なのですが、フリーランスエンジニアも情報漏えいや納品物の瑕疵の事故は万一起きうることなので、カバーしてくれるのは非常にありがたいです。
フリーナンスのあんしん補償プラス
フリーナンスのあんしん補償プラスは、ケガや病気で働けなくなった場合に最長1年間の所得補償が受けられる所得補償保険です。
所得補償保険とは、病気やケガにより働けなくなった場合の収入減少を補償する保険です。
「即日払い」「あんしん補償」に加えオプションサービスとして申込ができます。
あんしん補償プラスの掛金
自分で毎月の保険金を決めることができ、それに応じた掛金(保険料)を支払います。
また、団体割引等適⽤のために「⼀般社団法⼈フリーナンス AWS協会」に⼀般会員の加⼊が必要です。団体加入費として年額3,000円(非課税)がかかります。
フリーナンスのあんしん補償プラスの保険料シミュレーションも可能です。
受け取りたい金額が「月額30万円」の場合
月額掛金は1,950円(年間23,400円)
出典:FREENANCE(フリーナンス)のあんしん補償
必要以上の保険料を支払うことを防ぐことができます。
フリーナンス口座
フリーナンスに登録すると、フリーナンス口座という自分だけの収納代行用口座が自動で作成されます。
②あなたがクライアントに発行する請求書の振込先に、フリーナンス口座を記載します。
③クライアントがあなたのフリーナンス口座に報酬を振り込みます。
④あなた自身のメインバンク口座に振り替えられます(振替手数料はかかりません)
※毎週1回、月末・月初の営業日、毎月15日の営業日に、会員登録時に設定したあなた自身のメインバンク口座に振り替えられます。メインバンクがGMOあおぞらネット銀行の場合、平日は毎日振り替えられます。
自身の名義・屋号(審査あり)で口座開設ができ、口座維持手数料無料で使用できます。
フリーナンス口座を使えば使うほど与信スコアアップし、即日払い利用時の手数料が低くなります。
プロフィール機能
フリーナンスのプロフィール機能は、フリーランス・個人事業主が反社チェック・本人確認済みであることを取引先に示すことができる機能です。
フリーナンスが実施している審査制度を、フリーランスや個人事業主の方々の信用ツールの一つとして活用して欲しいという思いからこの機能は誕生した背景があります。
出典:フリーランスのためのお金と保険のサービス『FREENANCE』を使ってみる6(プロフィール機能編)
実際に登録して感じたフリーナンスのメリット・デメリット
②即日払いが便利に利用できる
③あんしん補償プラスは日常生活・旅行中のケガも補償対象
②即日払いの利用時に手数料がかかる
③あんしん補償プラスの補償期間・補償対象に物足りなさを感じる
メリット
無料であんしん補償を受けられる
フリーナンスでは、あんしん補償のフリープランの場合でも最高5,000万円まで(補償内容による)補償を受けられることが魅力です。
損害賠償保険に加入していることは、発注するクライアント側から見ても安心材料になるので、仕事が受注しやすくなるといった側面もあります。
即日払いが便利に利用できる
即日払いでは、取引先に請求書を売却したことを知らせずに、即日で入金を受けられます。
急な出費や入金まで時間がかかる案件の時など、資金繰りに困っている時に便利です。
即日払いは、借入ではないため信用情報機関への照会や登録はなく、担保や保証人も不要である点も安心できます。
あんしん補償プラスは日常生活・旅行中のケガも補償対象
あんしん補償プラスでは、仕事中以外にも、日常生活や旅行中のケガ・病気にいたるまで国内・海外を問わず24時間・365日補償されます。
また、国内・海外を問わず、地震・噴火・津波など天災によるケガで働けなくなった場合にも保険金が支払われます。
日常生活の備えとしても安心できる保険内容です。
デメリット
会員登録時・サービス利用時に審査が必要
会員登録の審査では、主に住所や業種などの個人情報の提出が審査項目となります。
即時払いの審査では、信用に関する項目が主な審査内容となります。
会員登録の審査は最短で1時間、即時払いの審査は最短で30分以内と、審査にかかる時間は短いですが、すぐにサービスが利用できるわけではありません。
先に会員登録は無料でできるため、早めに登録だけしておくことも良いです。
即日払いの利用時に手数料がかかる
即日払いの利用時、手数料3%〜10%がかかります。
フリーナンス口座を事業用口座として使ったり、即日払いを利用したりすることで与信スコアが変動し、手数料が下がります。
ただし、手数料3%にするまでにある程度の時間がかかると思います。
あんしん補償プラスの保険期間・補償対象に物足りなさを感じる
あんしん補償プラスの保険期間は、最長で1年間です。
これは所得保障保険の特徴ですが、保険期間は短く、更新が必要になります。
あんしん補償プラスの場合、更新時に契約内容に変更がなければ、自動更新をしてくれます。
また、あんしん補償プラスでは、うつ病などの精神疾患で働けなくなった場合の補償は対象外とされています。
これも多くの所得保障保険の場合と同じ特徴です。
この場合は、精神疾患をカバーしている就業不能保険の加入を検討する必要があります。
まとめ
フリーナンスはフリーランスを守ってくれる強い味方
フリーランスは、損害が起きた時やケガ・病気で仕事ができなくなった時なども、自分で自分の身を守る必要があります。
その時の備えとして、FREENANCE(フリーナンス)を活用することも非常にオススメです。