- システムエンジニアって何をするの?
- 転職でシステムエンジニアを考えているけど、実際はどうなのかな?
- プログラミングスキルが足りないけど、自分にもできる?
この記事で解説していきます。
本記事の内容
- システムエンジニアの仕事
- システムエンジニアの1日の流れ
- エンジニアで仕事していくために必要なスキル5選
この記事を書いている僕は、2020年からシステムエンジニアの現場に参画しています。
Java開発メインで、業務委託としてフリーランスで仕事をしています。
システムエンジニアの仕事
システムエンジニアとは
システムエンジニアは、システムやソフトウェアの設計・開発を行います。
要件分析・要件定義:システム開発の目的(必要な機能など)を明確にする
基本設計:システム全体の基本的な設計
詳細設計:システム各機能などの詳細な設計
開発:設計をもとにシステム開発
テスト:開発したシステムをテスト
リリース:開発したシステムを公開
保守・運用:システムの改善や監視
主に「開発」の業務をしますが、開発物の「テスト」や運用上の改修・メンテナンスなどの「保守」をすることもあります。
また、現場によって「基本設計」「詳細設計」などの設計も行ったりすることもあります。
プロジェクトのリーダーなどの責任者になると、上流工程と言われる「要件分析」「要件定義」(主にシステム化の計画部分)を担当することが多くなります。
システムエンジニアの1日の流れ
プログラマー(開発メイン)の場合
プログラマーは、主に開発作業を担当します。現場によっては、設計書の作成をしたりすることもあります。
(在宅勤務の場合)出勤時のチャットを入れることもあります
9:30 朝会
朝のミーティングを行う現場もあります。今日の作業予定や業務で困っている課題などを共有・相談する時間です。
(在宅勤務の場合)オンラインでミーティングしたりもします。
10:00 開発作業
スケジュールに沿って開発作業をしていきます。開発(コーディング)だけでなく、設計書などのドキュメント作成やテストを行う時もあります。
また、合間に打ち合わせが入る時もあります。
12:00 昼食
自分のデスクで食べたり、周辺の飲食店に行くなど、人それぞれに昼食をとります。
13:00 開発作業
引き続き開発作業を進めていきます。困ったことなどは適宜周囲の人たちに相談します。忙しい人が多いので、相談事は整理してからするようにした方が良さそうです。
(在宅勤務の場合)チャットやオンライン通話などで相談したりします
18:00 退勤
スケジュールが忙しい場合は残業することもあります。自分が参画してきた現場は、いずれも基本的には定時退勤する人がほとんどです。(とても良いこと!)
(在宅勤務の場合)退勤時のチャットを入れることがあります
システムエンジニアの場合
システムエンジニアは、主に要件定義や設計などがメインの業務になります。また、チームを管理するポジションになることもあるので、チームのマネジメントも必要な場合もあります。
9:30 朝会
10:00 打ち合わせ
クライアントとの打ち合わせでは、どんなシステムを必要としているのか、システムの要件をしっかり把握する必要があります。
時期などによっては、打ち合わせが何件も立て続けにある場合もあります。
12:00 昼食
13:00 設計・開発作業など
システム開発に必要な要件定義・設計をしていきます。必要な場合、開発作業もすることがあります。
15:00 チーム内ミーティング
チーム内での進捗管理や課題共有などを行うこともあります。
18:00 退勤
エンジニアで仕事していくために必要なスキル5選
- コミュニケーション
- 業務経験
- 自分で調べる力
- ドキュメント作成スキル
- 開発スキル
コミュニケーション
仕事に基本的なコミュニケーションは大切です。
・受け答えをしっかりすること
・分からないことは質問すること
業務経験
実際に業務した経験・年数は必要です。
案件探しでも「業務年数3年以上」などの条件があることがあります。
僕は未経験で転職した時は「まずは経験を積みたい」といった意識で転職活動していました。
未経験からエンジニア転職について、以下の記事で紹介しています。
自分で調べる力
分からないことがあったら、まず自分で調べること。(人に聞くのはそのあとでOK)
Googleなどで調べれば、ほとんどの情報は手に入れることができます。
自分が分からないことはどの辺なのか、考えてみてからでも良いと思います。(本当に忙しい時にはすぐ聞きましょう!)
このくらいのマインドでやっていけます。
調べても分からない時は質問しましょう。
エンジニアが質問する際に意識したいことについて、以下の記事で解説しています。
ドキュメント作成スキル
現場にもよりますが、設計書などのドキュメント作成にWordやExcelをよく使います。
他人が見ても分かりやすいドキュメントを作る心構えは大切です。
また、WordやExcelなどのソフトの基本的な操作あたりは覚えておくことをおすすめします。
開発スキル
正直言いますと、開発スキルの技術力はそこまで必要ないと思います。
「コーディングが読める」「模倣すれば書ける」など、ある程度のプログラミング理解があれば開発業務は進められます。
技術的に分からないことがあった時に調べれば良いです。
現場で必要なのは、開発スキルよりもシステム開発をすることで何を実現したいのかを汲み取り、システムに反映することの方だと思います。