- プログラミングの勉強を始めたい!
- PCはWindowsとMacどっちがおすすめ?
- プログラミングに必要なPCの性能は?
この記事で解説していきます。
本記事の内容
- WindowsとMacどちらがおすすめ?
- Macをおすすめする理由とデメリット
- プログラミングにおすすめのMac製品
僕自身、プログラミングの勉強を始める時にMacBookを購入して学習を開始しました。
僕はJavaメインの開発現場に参画していますが、実際の開発現場では、いずれもWindowsのPCを使って仕事をしています。
WindowsとMacのどちらともプログラミング開発を経験しています。
WindowsとMacどちらがおすすめ?
結論から言えば、初めのうちはどちらでもOKです。
これからプログラミング学習を始める場合、WindowsでもMacでも最低限のスペック(性能)のPCがあれば、プログラミングの勉強はできます。
もしPCを買いたいという場合には、個人的にはMacをおすすめしたいです。
特にWebシステム開発にはMacが最適であり、その理由も後述しています。
必要に応じてOS(オペレーティングシステム)を選ぶ
以前は、一部プログラムがWindowsでは動かないけどMacでは動くという事象もありましたが、どちらかでしかできなかったということが少なくなりました。
すべてのことがWindowsとMacの両方でできるわけではないので、やりたいことによってOS(オペレーティングシステム)を選ぶ必要もあります。
Macには、macOSというAppleが開発・販売するMacのオペレーティングシステムが搭載されています。
例えば、iOSアプリの開発については、開発自体はWindowsでも可能ですが、リリースまで行うにはmacOSを使用する必要があります。
OSシェア率ではどう?
世界全体でも日本国内でも、PCでのOSシェア率ではWindowsが70%以上あります。
macOS(OS X)でも15%弱ほどなので、Windowsの支持が高いと言えます。(2024年5月時)
・世界全体
Windows:73.84%
OS X:14.88%
・日本国内
Windows:71.19%
OS X:12.1%
出典:【2024年5月版】OSのシェア率ランキング|世界・日本で「Windows」「Android」のシェア率が増加
背景としては、多くの企業でWindowsを採用していることが影響しているでしょう。
ただ、個人でプログラミングを扱うエンジニアでは、Macを使用している方が多い印象です。
Macをおすすめする理由とデメリット
個人的には、PCを購入するのであればMacをおすすめしたいです。
・操作が分かりやすい
・iOSアプリ開発に最適である
プログラミングに向いている性能
Macは、UnixというコンピューターのベースとなるOS性能が使われており、プログラミング向きといえます。
Unixに馴染んでおくことで、Linux(Unixに似ている別のオペレーションシステム)の理解もしやすくなります。
特に、Unix系はWebシステム開発に強いため、Webシステム開発に携わりたい人はUnix系OSを選ぶ方が最適と言えます。
操作が分かりやすい
Macは、ユーザーが直感的に使いやすい設計がされています。
例えば、ソフトウェアのアンインストールをしたい場合は、ゴミ箱にドラッグ&ドロップすれば完了できます。
もし操作で分からないことがある場合には、Appleサポートに問い合わせることで解決策を案内してくれます。
サポートサービスがある点でも、Macを初めて使用する人でもおすすめです。
Macのトラックパッド
出典:Apple
Macのトラックパッドは、操作性が非常に優れています。
マウスとしての機能だけでなく、タッチスクリーンのように思い通りに動かすこともでき、誤作動も少ないため、快適に操作ができます。
iOSアプリ開発に最適である
iOSアプリを開発したい場合には、Macが最適です。
繰り返しになりますが、iOSアプリの開発自体はWindowsでも可能ですが、リリースまで行うにはmacOSを介する必要があります。
iOSアプリ開発は人気もあり、今後iOSアプリ開発をやってみたいという気持ちがある場合には、Macをおすすめします。
Macのデメリット
・カスタマイズ性が低い
・Macに対応するソフトウェアが少ない
MacはWindowsと比べても全体的に価格が高いです。
Windowsの安価なモデルであれば3〜5万円くらいで買えますが、MacBookの型落ちモデルでも新品購入の場合は10万円以上したりします。
また、ハードウェアやソフトウェアのカスタマイズ性が低いことも挙げられます。
自作PCのように自分でパーツを選んで組み立てることは不可能であり、専用のハードウェアに依存しているため、Appleが提供するモデルから選択しなければなりません。
ソフトウェアの多くはシェア率が高いWindowsにあわせて開発されている影響もあり、Macに対応していないソフトウェアもあります。
WordやExcelなどのOffice系は、Macでも対応していますが、Windowsと比べたら動作が重く、使い勝手はWindowsの方が適しています。
プログラミングにおすすめのMac製品
プログラミングにおすすめできるMacを紹介していきます。
推奨スペック
- CPU Apple M2チップ以上(M1チップでも可)
- メモリ 8GB(可能なら16GB)
- ストレージ 256GB〜512GB
- ディスプレイ 13インチ〜16インチ
Mac製品のスペック・モデルについては、以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。
費用を抑えたいなら、MacBookAir
費用を抑えたい場合は、M2チップ搭載したMacBookAirがおすすめです。
メモリやストレージなどのスペックは商品1台ずつで異なるので、確認して購入するようにしましょう。
M2が高いと感じるならば、M1でも十分なパフォーマンスを備えています。
最近ではM3チップも発表されましたが、安く手に入るM1やM2のほうがコスパ的にもおすすめです。
MacBookAirでも性能に問題ない?
僕は現在、M2チップ搭載のMacBook Air(スペック:メモリ16GB、ストレージ512GB、ディスプレイ13.6インチ)を使用しています。
動作や処理速度など、全然ストレスなく使用できています。
テキストや開発で使用するエディタを何個か入れていますが、ストレージは110GBくらいしか使っていないので、ストレージは256GBでも足りそうだと思います。
性能を重視したいなら、MacBookPro
性能を重視したい場合は、最新のM3チップのMacBookProがおすすめです。
MacBookProは、同じスペックの場合でもMacBookAirに比べて処理性能が良いため、マルチタスクや比較的負荷の高い作業に強いです。
スペックやディスプレイが大きいほど価格も上がるので、価格と性能のバランスを見て商品を選ぶようにしましょう。
今後の仕事道具にもなるものなので、このタイミングに自己投資として奮発するのも良いと思います。
まとめ
プログラミング学習には、WindowsとMacのどちらがおすすめなのかについて書きました。
プログラミング学習は、WindowsでもMacでもどちらでも可能です。
新しくPCを購入する場合は、個人的にはMacがおすすめです。
僕自身も実際にMacを使用して、プログラミング学習をしました。
Macの機能性にも十分満足して、快適に勉強も進めることができました。
パソコンの動きが遅いということもなくなるため、効率の良い学習につながると思います。