
- 質問するのが怖い
- いつ質問したらいいのか分からない
- 質問することが迷惑にならないか心配になる
エンジニアの現場での仕事で、直面する壁の一つが「質問する怖さ」です。
「こんなことを聞いたらどう思われるだろう」「自分の無知をさらけ出すのが怖い」という不安を抱えるエンジニアは少なくありません。僕自身も「質問しても大丈夫なのかな…」と感じる場面が沢山ありました。
しかし、質問力はエンジニアとして成長するために欠かせないスキルの一つです。
「質問できない」ということで、プロジェクトに良くない影響を与えてしまう方が危険でしょう。
この記事では、多くのエンジニアが抱える「質問する怖さ」について、その原因と克服方法を解説していきます。
本記事の内容
- なぜ質問するのが怖いのか?
- 質問することで得られるメリット
- 現場で実践できる質問テクニック
なぜ質問するのが怖いのか?
よくある理由
質問することが怖いと感じる理由には、このような不安を抱えている場合が多いでしょう。
- 「こんな基本的なことを知らないのか」と思われそう
- 「忙しそうな先輩の時間を奪ってしまう」「他の人の手を止めて迷惑をかけたくない」と質問するのが良くないことに感じてしまう
心理的な背景
「分からないことは聞く」意識が持てないと、質問することのハードルは高くなります。
僕もエンジニア経験が浅い時期に参画した現場で、新しい仕様が理解できない状態で質問できないまま作業を進めた結果、仕様と異なる実装をしてしまったことがあります。手直しに余計な時間がかかりました。
仕様が理解できない時に「質問できなかった」ことが招いた典型的な失敗例だと思います。
質問することで得られるメリット
質問を怖がらずにできるようになると、次のようなメリットがあります。
自分の考えが正しいか確認できる。
ミスを防ぐ
小さな疑問を解決することで、手戻りや重大なエラーを防げる。
信頼構築
質問を通じてコミュニケーションが活発になり、他のメンバーが「頼りにされている」と感じる。
そして、適切な質問には大きな価値もあります。
例えば、ミーティングで分からない点を勇気を出して質問したことで、他のメンバーの気づきにもなることがありました。
周りは現場に精通するベテランの方ばかりでしたが、そのベテランも見落としていた重要な仕様の抜け漏れに気付けたことがあります。
結果的にプロジェクト全体の品質向上にも貢献することができました。

現場で実践できる質問テクニック
具体的な質問方法については、以下の記事にて解説しています。
Googleの人工知能チームでも推奨する「15分ルール」や具体的な「質問手順」について紹介しています。
準備の質を上げる
「○○の機能について、公式ドキュメントのここまでは確認したのですが、△△の部分がよく分かりません」
「これ以上は調べても分からない」というポイントを絞ることで、質問の質が上がります。
小さな質問から始める
難しい質問ではなく、まずは確認程度の簡単な質問から慣れていきましょう。
「このファイルの編集箇所について確認しても良いですか?」
信頼できる人を見つける
直属の上司やリーダー、気さくな先輩など、話しやすい相手を見つけると質問へのハードルが下がります。
ポジティブに捉える
質問することは、自身の成長にもなります。
怖いと思う感情を「成長の兆し」として受け入れて、ポジティブに考えてみましょう。
コミュニケーション手段を使い分ける
緊急度が低い質問は、TeamsやSlackなどのチャットツールを活用します。
相手の都合の良いタイミングで回答してもらえます。
設計に関わる重要な質問は、対面やビデオ会議で行うのも良いです。図を見ながら説明できるため、お互いの認識違いを防げます。
まとめ
質問するのが怖いのは自然な感情です。
しかし、小さな質問からでも経験を重ねることで、その恐怖を克服することができます。質問は成長するための重要な行動であり、現場で信頼されるエンジニアへの第一歩です。
かつて質問することに不安を感じていたエンジニアの多くが、今では後輩に「どんどん質問してきてね」と声をかけられる先輩エンジニアとして活躍しています。
小さな質問を一つ、実践してみましょう。それが大きな自信につながります。