- MacBookを買いたいけど、何を基準にすればいいの?
- Macのデスクトップにも種類があるけど、何が違うの?
僕は現在もMacBookを購入して使っています。
最初はプログラミング学習をするためにMacBookAirを購入しましたが、何を基準に買えばいいのか分かりづらかったです。
本記事の内容
- Macのスペック(性能)について
- Macのモデル(種類)について
結論から言うと、Macシリーズを選ぶ基準として使用用途に合ったスペック(性能)とモデル(種類)で選ぶことがおすすめです。
この記事では、Macのスペック(性能)とモデル(種類)について解説しますので、Macを探している際などの参考にしていただければ幸いです。
Macのスペック(性能)について
Mac製品のPCには、M1・M2チップなどと言われるAppleが独自開発したチップが搭載されています。
チップが最新版になるにつれて、より性能が高くなるイメージです。
Apple製チップとは
Apple製チップとは、CPU・GPU・メモリというパーツを総称したものを言います。
最近では、M1/M2チップに加えて、さらに高性能なM3チップも登場しました。
Mac製品のスペックを選ぶ基準
Mac製品のスペックを選ぶ基準としては、以下を重視しましょう。
自分の使用用途に合わせてスペックを選ぶようにしてください。
- チップ(M1/M2/M3)
- CPU(コア数)
- GPU(コア数)
- メモリ
- ストレージ
M1/M2/M3チップの違い
スペック | M1 | M2 | M3 |
---|---|---|---|
CPUコア数 | 8コア | 8コア | 8コア |
GPUコア数 | 最大8コア | 最大10コア | 最大10コア |
メモリ | 最大16GB | 最大24GB | 最大24GB |
CPUの違い
CPUとは、コンピュータの頭脳の役割を持つパーツです。
CPUの性能はデバイス性能に大きく影響するため、CPUが高性能であるほどデバイスの動作は速く快適になります。
CPUの単位は「コア」と言われる数で呼ばれます。
CPUコア数が8個ある場合、コンピュータの頭脳であるCPUが8個(=頭脳が8個)あるというイメージになります。
その8個の頭脳は同時に動くことができるので、複数の脳が多いほど複雑な処理でも快適な動作になることが期待できます。
M3チップではM1チップよりもピーク電力では最大35%高い性能を発揮するとされています。
また、同じパフォーマンスを発揮した際の電力消費もわずか半分程度で実現ができるように進化しています。
出典:Apple、パーソナルコンピュータ向けとして最も先進的なチップのM3、M3 Pro、M3 Maxを発表
GPUの違い
GPUとは、コンピューター内の画像処理装置のことを言います。
画像や映像を速くきれいにモニターに映すために必要なパーツになります。
GPUの単位も、CPUと同じく「コア」で呼ばれています。
コア数を増やすことで、より高画質で高速に画像処理が可能になります。
例えば、M3チップでは、GPUは最大10コア(=頭脳を最大10個)搭載することができます。
メモリの違い
メモリとは、処理するデータを一時的に記録しておく場所のことを言います。
メモリの容量(GB数)が大きいほど、データをたくさん扱うことができるので、高速に処理ができるようになります。
複数の画面を開いたり、動画編集をしながら他の作業も同時にするなどの場合には、メモリ容量が必要になります。
例えば、メールや資料作成、インターネットの利用などであれば、メモリは8GBで十分と言われています。
作業スペースが狭い(メモリ容量が小さい)場合、資料や道具を十分に並べられず煩雑になり、作業効率が悪くなってしまいます。
反対に、作業スペースが広い(メモリ容量が大きい)場合はたくさんの資料や道具を並べて置くことができるので、効率的に作業が可能になります。
ストレージ
ストレージとは、データを保管する場所のことを言います。
容量が大きいほどたくさんのデータ保存が可能になります。
デバイスに内蔵される内部ストレージの容量を、必要に応じてアップグレードすることができます。
例えば、M2・M3チップ搭載モデルのMacBook Airの最小は256GBで最大で2TBまで増量することができます。
Macのモデル(種類)について
Macシリーズには、ノートパソコン型とデスクトップ型があります。
日々の仕事や予算など、自分が使うのに適したモデルを選びましょう。
- ノートパソコン型:MacBookAir / MacBookPro
- デスクトップ型 :iMac / Mac mini / Mac Studio / Mac Pro
ノートパソコン
MacBookAir
MacBookAirは、軽量性と携帯性を重視した薄型ノートパソコンのモデルです。
初めてMacBookを購入したい人向けのエントリーモデルに留まらず、最新のM3チップも搭載されたことで画像編集や動画制作などのクリエイティブ作業も対応可能です。
Macの性能を備えているコストパフォーマンスが高いモデルと言えます。
プログラミング開発にも適しているモデル!
MacBookAirはプログラミング開発も全然問題なく使える性能です。
できればM2チップ以上のスペックを推奨します。(コスト面で難しい場合はM1チップも可)
メモリ8GBでも十分性能は良さそうですが、安心してサクサク作業できる16GBの方を選びました。
・一般的な作業として使用する人
・プログラミング学習をするという人
・副業レベルのビジネスで使用したい人
MacBookPro
MacBookProは、ノートパソコン型の高性能モデルです。
主にプロフェッショナル向けに設計されており、Webデザインや動画編集などの負荷が大きい作業を本格的にする方に最適です。
高スペックにカスタマイズが可能ですが、カスタマイズした分だけ価格も高くなります。
MacBookAirとの違いは?
- 高性能チップを搭載することも可能
- メモリ・ストレージの容量を大きくできる
- バッテリー容量が大きくなり、バッテリー持ちも良くなる
性能で比較すると、M2<M3<M3 Pro<M3 Max のように性能が高くなります。
CPUやGPUはチップに依存しているので、性能が高いチップに多くのコアを搭載することも可能になります。
また、メモリやストレージの容量も大きくすることもできるので、高い処理能力とパフォーマンスを発揮できます。
Proの方がバッテリー持ちも良くなります。
・Webデザインなどのクリエイティブな作業をする人
・本業として動画編集やプログラミングなどをしていく人
デスクトップ
iMac
iMacは、液晶ディスプレイ一体型のデスクトップPCです。
24インチの4.5K Retinaディスプレイは、高解像度で美しさもありながら、厚さ11.5mmと薄く、コンパクトで軽いので、さまざまな場所に置くことができます。
また、キーボード・マウスも同梱されています。
最新型ではM3チップが搭載され、さらにパフォーマンスも向上しています。
・高解像度のディスプレイで使用したい人
・Appleのデザインが好きな人
Mac mini
Mac miniは、小型のデスクトップPCです。
幅・奥行き19.7cmの最小ボックス型デザインですが、M2チップ/M2 Proチップを搭載した低価格で高性能なモデルです。
ディスプレイや周辺機器は別途用意する必要がありますが、手持ちのディスプレイやキーボードなどを使用することで導入コストを抑えることもできます。
・コストを抑えたい人
・ディスプレイなどは不要という人
Mac Studio
Mac Studioは、高性能デスクトップコンピューターです。
M2 MaxまたはM2 Ultraチップを搭載し、幅・奥行き19.7cm、高さ9.5 cmのコンパクトサイズながらもパフォーマンス力を備えています。
Mac Studioは、iMacやMac miniよりも高性能、Mac Proよりもコンパクトかつリーズナブルな位置づけのデスクトップMacとして販売されています。
ディスプレイや周辺機器は別途用意する必要があります。
・iMacやMac miniより高性能を求めている人
・ディスプレイなどは不要という人
Mac Pro
Mac Proは、プロフェッショナルユーザー向けに設計された最上位モデルのデスクトップPCです。
M2 Ultraを搭載し、CPUやGPU・メモリーなど、すべての性能が高次元で構成されており、高負荷な作業も難なくこなします。
また、高性能なCPUとGPUをしっかりと冷却するすぐれた排熱システムを備え、高い処理能力を必要とするクリエイターの強い味方となる1台です。
・科学者・研究者
まとめ
Macを選ぶ際は、自分に合ったスペックとモデルを!
・CPU(コア数)
・GPU(コア数)
・メモリ
・ストレージ
・デスクトップ型 :iMac / Mac mini / Mac Studio / Mac Pro
Apple製チップは、CPU・GPU・メモリというパーツを総称したものを言います。
M2チップよりもM3チップの方がいずれの性能も向上しています。
新しいチップの方が、高画質の動画編集やネットゲームなどのPCに負担がかかる作業を快適にできるようになっています。
最新のチップの登場で、古いバージョンの型落ち製品が安く販売されることもあります。
M1やM2チップの製品を選ぶことで、コストを抑えることができます。
スペックが高いほど価格も高くなるので、コストとのバランスを検討の上、自分自身に合うMac製品をぜひ選んでください。